古民家を描いたものですが、2枚の絵の違いが分かりますね。
黒い猫を描き入れることで、絵の雰囲気が変わるというより、絵に物語が生まれ、
古民家のご主人がガラリと戸を開けて「誰だ!」と叱られそうな雰囲気を醸し出すのです。
小柳ルミ子の「私の城下町」をイメージして描きました。
この場合女性がメインなので、あえて背景の城下町をラフに描きました。
この絵での合成は農夫ですが、古い納屋と緑の世界をメインにし、
あえて農夫の存在感を弱くし、風景に溶け込むように描きました。